スキップしてメイン コンテンツに移動

多動力

多動力

◆著者
堀江貴文

◆5段階評価
☆4つ

◆書評(490文字)
著者は、累計100冊程度、本の出版をしているホリエモンこと、堀江貴文氏です。
「多動力」というタイトルを目にした時、すぐにはどんな力なのか想像がつきませんでしたが、
その答えが「いくつもの異なることを同時にこなす力」と書かれており、堀江貴文氏だからこそ書ける本だなと感じました。
どこまででも自由にかつ軽やかに業界を横断して仕事をされているイメージをずっと抱いていたからです。
インターネットが台頭し、水平分業型モデルの産業がどんどん増えていき、
近年では、IoTでありとあらゆる「モノ」がインターネットに繋がる時代が到来してきている中で、
本書を読み、この「多動力」という力が今後益々必要とされ、その力を身につけると、仕事の楽しみや人生の充実さに直結すると感じました。
一つの会社でずっと働き続けるのが美徳とされた時代から仕事をしている人にとっては、
これまでの当たり前だった価値観を根底から覆されると思いました
時代はどんどん変化しているからこそ、自分自身も柔軟に、そして素早く変化する必要があり、
多動力を発揮するためには、何でもまずやってみるという実践力が根本として大事な事だと感じました。





コメント

このブログの人気の投稿

メモの魔力 The Magic of Memos

メモの魔力 The Magic of Memos ◆著者 前田裕二 ◆5段階評価 ☆4つ ◆書評 学生時代も、社会人になってからも、 メモを取る大切さについては、良く見聞きしていましたが、 最近ビジネス書コーナーで本を探していた時、 まずタイトルに目が行き、思わず手に取りました。 著者は、いま最も注目される起業家の一人である前田裕二氏です。 「たかがメモ、されどメモ」 序章に記載されている「僕にとってメモとは、 生き方そのものです。」という文章を読み、そう感じました。 メモの奥深さは計りしれないものであり、 何故生き方そのものと言えるのかが、 理論的に分かりやすく書かれ ており、 例えば、単なるメモ術というより、 メモから新しいアイディアを発想したり、思考を進めたり、 深めたりするための技術が学べます。 メモに全てを注ぎ込む前田氏の圧倒的な熱量を感じられる本である と感じました。

1時間で10倍の成果を生み出す最強最速スキル 時給思考(著者:金川顕教)

31歳の若さながら、会社設立5期目で年商10億を見込む、 起業コンサルタント・事業家である金川氏の著書です。 まず、本のタイトルに強烈なインパクトがあり、思わず手にして読みたくなりました。 人生で成功するために必要なスキル、などといった、ノウハウやハウツー本とは一線を画し、 人生で誰にでも唯一平等に与えられた「時間」にフォーカスした内容です。 「1時間あたりの価値=時給」を高めていくために時給思考が役立ち、 そのスキルを身につける事で、大事な1%に集中し、 不必要な99%の事から逃れられる。 人生はあっという間に終わってしまうからこそ、 「Life is money」ではなく「Life is time」が大事だという事に心底共感しました。 この格言をより具体的で分かりやすく解説してくれる本なので、どんな人にも読みやすい1冊です。 自分が目標とする年収を、しっかりと時給に置き換えて、それを基に行動することが大切だと感じました。

死ぬこと以外かすり傷

死ぬこと以外かすり傷 ◆著者 箕輪厚介 ◆5段階評価 ☆5つ ◆書評 著者は幻冬舎の編集者でありながら、 自ら立ち上げたレーベルの編集長である箕輪厚介氏で、 自身の処女作です。 編集者としてベストセラーを連発し、 僅か1年で100万部を突破した天才編集者と呼ばれている方。 本のタイトルから今後の出版業界、 ひいては世の中の常識までも変えていく方だと感じて読み始めまし た。 成功のためのノウハウやテクニックが詰まっている本ではなく、 今の時代だからこそ大事にすべき革命的仕事術がふんだんに書かれ ています。 特に若者に対して、ワクワクする未来が迫っているからこそ、 波に乗りながら、 自分たちの手で自由で新しい秩序を作り直そうと提案しており、 そのためには、具体的に行動し、 熱狂しながら仕事に夢中になることが大切だと述べています。 大事なことは、熱狂できるものを見つける努力をすることで、 具体的に何でもやってみること。 熱狂できるものがないという前に、 それだけ行動しているかが大切だなと思いました。 編集者としての経験や技術やスキルがあるからではなく、 狂いながら仕事をすること= 圧倒的な努力をすることを継続しているから、 世の中に影響を与える編集者として名を馳せている方なのだと。 ありのままが語られ、 本に引き込まれていく感覚が味わえる本だと感じました。 藤堂修