死ぬこと以外かすり傷
◆著者
箕輪厚介
◆5段階評価
☆5つ
◆書評
著者は幻冬舎の編集者でありながら、 自ら立ち上げたレーベルの編集長である箕輪厚介氏で、 自身の処女作です。
編集者としてベストセラーを連発し、 僅か1年で100万部を突破した天才編集者と呼ばれている方。
本のタイトルから今後の出版業界、 ひいては世の中の常識までも変えていく方だと感じて読み始めまし た。
成功のためのノウハウやテクニックが詰まっている本ではなく、
今の時代だからこそ大事にすべき革命的仕事術がふんだんに書かれ ています。
特に若者に対して、ワクワクする未来が迫っているからこそ、 波に乗りながら、
自分たちの手で自由で新しい秩序を作り直そうと提案しており、
そのためには、具体的に行動し、 熱狂しながら仕事に夢中になることが大切だと述べています。
大事なことは、熱狂できるものを見つける努力をすることで、 具体的に何でもやってみること。
熱狂できるものがないという前に、 それだけ行動しているかが大切だなと思いました。
編集者としての経験や技術やスキルがあるからではなく、
狂いながら仕事をすること= 圧倒的な努力をすることを継続しているから、
世の中に影響を与える編集者として名を馳せている方なのだと。
ありのままが語られ、 本に引き込まれていく感覚が味わえる本だと感じました。
藤堂修

コメント
コメントを投稿