多動力 ◆著者 堀江貴文 ◆5段階評価 ☆4つ ◆書評(490文字) 著者は、累計100冊程度、本の出版をしているホリエモンこと、 堀江貴文氏です。 「多動力」というタイトルを目にした時、 すぐにはどんな力なのか想像がつきませんでしたが、 その答えが「いくつもの異なることを同時にこなす力」 と書かれており、 堀江貴文氏だからこそ書ける本だなと感じました。 どこまででも自由にかつ軽やかに業界を横断して仕事をされている イメージをずっと抱いていたからです。 インターネットが台頭し、 水平分業型モデルの産業がどんどん増えていき、 近年では、IoTでありとあらゆる「モノ」 がインターネットに繋がる時代が到来してきている中で、 本書を読み、この「多動力」という力が今後益々必要とされ、 その力を身につけると、 仕事の楽しみや人生の充実さに直結すると感じました。 一つの会社でずっと働き続けるのが美徳とされた時代から仕事をし ている人にとっては、 これまでの当たり前だった価値観を根底から覆されると思いました 。 時代はどんどん変化しているからこそ、自分自身も柔軟に、 そして素早く変化する必要があり、 多動力を発揮するためには、 何でもまずやってみるという実践力が根本として大事な事だと感じ ました。