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「心のブレーキ」の外し方~仕事とプライベートに効く7つの心理セラピー~

「心のブレーキ」の外し方~仕事とプライベートに効く7つの心理セラピー~

◆著者
石井 裕之

◆書評
この本をきっかけに人生が変わったと言っても過言ではないくらい影響を受けました。
「心のブレーキ」とは、誰もが心の奥底に持つ「潜在意識の現状維持メカニズム」のこと。
このメカニズムが働く限り、人生は変化しない可能性が高い。
頭で色々と考えていることは、潜在意識でなく顕在意識が支配しているため、
潜在意識がブレーキを踏んでしまいます。
「どれだけ努力してもうまくいかない」「ヤル気が出てこない」などといった原因は「心のブレーキ」。
「心のブレーキ」をどうやったら外せるかについて書かれた本です。
潜在意識を変えるいくつかの方法が紹介されていますが、
まず基本スタンスとして「ゆっくり変えていく」というのが大事で、
ゆっくりと変えていけば潜在意識は変化を受け入れやすい。
また、目標を実現した自分にふさわしいことをすると、
潜在意識が自分は成功していると感じるので、自然と目標達成する自分に変化していく。
潜在意識の強烈な働きをしっかり理解した上で、理想の自分を想い描き、
具体的に行動していくことが大切だと感じました。

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